相撲に関する戯言

とうとう問題になっちゃいましたね、大相撲。
八百長が発覚ということですが・・・・。

ここで、個人的に思う戯言を・・・。
物議を醸すような事も書くかもしれんが、
戯言と聞き流してくれると有難い。

そもそも相撲とは神事から派生したもののはず。
五穀豊穣なり天下泰平なりを願って村の力自慢を代表にして、
神様に奉納したのが始まりではなかったか?
ということは、盆踊りとかと一緒。
一生懸命背伸びしてお神楽の流れ、
能とか歌舞伎とかと同列の伝統芸能の系譜で語るべきで、
純粋なスポーツではないのではないか?

ちゅうことは市民の娯楽な訳で、エンターテインメントの流れで語るならば、プロレスとアマレスのようにショー相撲と競技相撲に分ければいいんじゃね?
誤解を恐れずに言えば、プロレスは台本があるのを前提にそのギミックを理解した上で楽しむ格闘娯楽である(いやガチンコもあるでしょうけどね・・・)し、アマレスはスポーツとして、古代レスリングをルーツに競技として進化した・・・、ということで一般に理解されていると思う。

相撲も、協会の牛耳る大相撲はプロレスの手法を手本にそっちのほうへ体質を変質させれば誰も八百長などと文句は言わないと思うのだが。
大学相撲とかの競技相撲は、国際的な大会もあることだし、オリンピックの正式種目を目指してルールを制定していくと。
だって、行司にしたって烏帽子に軍配だよ?
アマ相撲は白シャツで素手の審判なんだから・・・。

伝統的な様式美を追求するエンタ相撲と勝負に徹する競技相撲。
おのずと住み分けができるというもんだ・・・。
様式美にこだわるのはいいかもね、伝統芸能としては。
行司が匕首を腰に挿しているのは、間違って軍配をあげてしまった時に腹を切る覚悟の表すとかウンチク語れそうだし・・・。

そんなに相撲が好きな訳ではないですが、子供の頃に北の湖千代の富士と強かった力士の取り組みをTVで観てきた世代の人間として、今の相撲を取り巻く環境はいろいろと思うことが多いのでありんす。

あくまでも戯言です。
異論反論あると思いますが、笑ってコラエてでお願いします。